• 保育士コラム

保育士のUターン・Iターン転職メリット・デメリット

更新日:2021年01月21日


就職をきっかけに東京や大阪など大都市圏に移住。これからも長く保育士を続けるのであれば、
「都心から地元に帰りたい=Uターン」と思われている方や
都会育ちで忙しい生活に疲れ、「都心から地方に生活拠点を移したい=Iターン」
と思われている方など地方で保育士として働きたい!と考えている方が増えています。

そういった方向けに本日は
保育士のUターン・Iターン転職メリット・デメリットをご紹介します!

限りある人生において、行動を起こすのが「今」なのかどうか
是非参考にしてみてくださいね。それではどうぞ!


もくじ


■Uターン・Iターンメリット


■Uターン・Iターンデメリット


■保育士のUターンで気を付けるべき3つのこと

■Uターン・Iターンメリット


・通勤のストレスから解放される


都心で働く場合、ラッシュ時に満員電車に巻き込まれストレスを感じることも多いです。
また住まいから勤務先まで1時間以上掛かることも稀ではありません。地方で働けば、通勤時間を短縮し、
その分勤務後の余暇活動に時間を使用できるかもしれません。


・生活費を削減できる


都心で働いた場合、家賃や物価が高いため給与の大半を生活費に回さす必要が出てきます。
地方へ移住した場合コストを削減できる可能性が高く、趣味や貯蓄に給与をまわせるかもしれません。


・自然が豊か


保育士として働いている中で都心では園庭が少ない園も珍しくはありません。からだいっぱい自然と向き合う保育感を
持っている方は敷地面積が豊富な地方で働くと保育の幅も広がる可能性があります。また自身も自然の中でリフレッシュした
気持ちでストレスフリーに過ごせることでしょう。


■Uターン・Iターンデメリット


・生活インフラが不便


都心に比べ、交通手段が限られていて、車が必須となることがあります。
都心に比べると、コンビニやスーパーも徒歩圏内になく、都心での暮らしに慣れてしまうと、不便に感じることもあるでしょう。また、地方であれば自然と隣り合わせだからこそ、台風や大雪などの天災に見舞われる危険もあります。


・人間関係が限られてしまう


人口密度が少なくなると、関わる人もおのずと限られてきます。
同年代が限られてくるため仲良くなれる反面、人間関係が固定化しやすい傾向にあります。
Uターンでは昔からの友人たちと交流する機会が増やせますが。顔見知りが多く、新たな出会いの場が限られてきてしまうかもしれません。


・地域の風習に馴染めるか


都心に比べると、長年の地域での習わしを大切にしている所も多くあります。郷に入っては郷に従えという言葉はありますが、
これから先も長く定住するのであれば、Iターンで地域に馴染みがない方は事前に調べておきましょう。


■保育士のUターンで気を付けるべき3つのこと



・転職で何を一番叶えたいか軸を持ちましょう


都会を離れて地方で働きたい理由を明確にし、デメリットを理解した上で移住を検討しましょう。
特に居住地の住みやすさが自身に合うかを大切にしましょう。


・各自治体の補助を有効活用しましょう


転居には引っ越し費用、住宅の敷金礼金、家具の買い替えなど何かとお金が掛かります。
保育士は全国的に見ても人手不足の職業です。そのため、各自治体で保育士として就業した場合
支度金として費用を出す補助制度を用意している所も多くあります。一定以上勤務すれば、返済する必要も
ないため、事前にチェックし漏れなく申請しましょう。


・スケジュールに余裕を持って計画的に転職活動をしましょう


地方で就職活動をする場合は、交通費と宿泊費が必要になり、
都心に比べ転職活動に費用が掛かることを想定しておきましょう。
また、仕事をしながら何度も地方に出向くことも難しいため、滞在期間中に複数園を同時に見学し、
受験するようにしましょう。その際に、物件の下見し転居先も視野に入れて滞在することをおススメします。


いかがでしたでしょうか?


Uターン、Iターン就職では引っ越しも伴うため、想像以上に労力が必要とされます。
また、首都圏に比べるとエリアによっては求人数が多くはなく、条件が良く人気がある
求人はすぐに充足してしまいます。