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東京都の保育士転職/求人状況

更新日:2020年12月02日


待機児童が最も多い東京都。
毎年保育園も増え、まだまだ保育士不足の状況です。

本日は都内で保育士を目指す方に
地方と比べて賃金はどうなの?
東京都内での賃金差は?
就職で使える支援はあるの?

などの疑問を解決する
最新の東京都の保育士転職/求人状況をまとめてご紹介します☆


もくじ


■東京都の求人倍率
■給与事情
■就業サポート

■東京都の求人倍率


東京都の保育士求人倍率は4.86倍
求人倍率とは求職者1人あたり何件の求人があるかを示すものです。
つまり、1人の保育士に対して約5施設の求人募集がされています

全国平均が2.29倍ですので、
東京都では全国的に見ても保育士が不足している状況です。
平成27年から令和2年の間に認可保育園は新たに1141施設増加していますが、
都内の待機児童数は今年度で約2343名おり、保育士の需要が続いています。
<参照>厚生労働省「職業安定業務統計」令和2年7月時点
東京都福祉保健局「保育所等の設置状況」令和2年7月29日

■給与事情


【東京都の保育士平均】
平均年収 約410万円
月収平均 約29万円
年間賞与その他特別給与額 約60万円

【全国の保育士平均】
平均年収 約360万円
月収平均 約24万円
年間賞与その他特別給与額 約70万円
※各種手当や残業代を含む。所得税や社会保険料が控除される前の金額
平均年齢 37.7歳(全国平均36.7歳)/平均勤続年数 6.9年(全国平均7.8歳)
<参照>厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」

他県の給与平均はこちらでチェック

求人応募を募り、入職後の定着を図るため、給与は全国的に見ても高い傾向にあります。

<東京23区内での給与差はあるか?>


東京都内でも家賃相場や物価水準によって差があります。
家賃補助や助成、キャリアアップ補助金などが支給される自治体は給料が高くなる傾向にあります。


■就業サポート


東京都の保育士サポート情報をご紹介します。

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<学生向け>保育士修学資金貸付事業


指定保育士養成施設に通う学生に対して修学資金等の貸付を行います。指定保育士養成施設を卒業後、都内の保育所等で5年間保育士業務に従事した場合、返還債務が全額免除されます。

【金額】月額5万円以内、総額120万円以内 入学準備金・就職準備金:各20万円以内

【対象者】都内在住で指定保育士養成施設に在学する学生、都内の通信制を除く保育士養成施設に在学する学生

【利子】無利子
東京都社会福祉協議会(外部リンク)
※適宜変更になる可能性がございますので、詳細は必ず情報元の社会福祉協議会へお問い合わせください。

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<就業予定者向け>未就学児を持つ保育士に対する保育料の一部貸付事業


都内の保育所等に勤務を開始した未就学児を持つ保育士や産後休暇・育児休業から復職する保育士に対し、保育料の一部を無利子でお貸しします。2年間保育士として引き続き就労すると、貸付金が返還免除となります。

【金額】保育料の半額(月額27,000円以内) 保育士が勤務する期間(最長1年)

【対象者】都内の保育所等に勤務することが決定した未就学児を持つ保育士、産後休暇・育児休業から復職する保育士

【利子】無利子
東京都社会福祉協議会(外部リンク)
※適宜変更になる可能性がございますので、詳細は必ず情報元の社会福祉協議会へお問い合わせください。

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<就業予定者向け>保育士就職準備金貸付事業


都内の保育所等に勤務を開始した潜在保育士に対し、就職に伴う引越し費用、通勤用自転車や仕事で使う被服の購入費等、就職準備に向けて必要な資金を無利子でお貸しします。2年間保育士として引き続き就労すると、貸付金が返還免除となります。

【金額】40万円以内(1回限り) ※条件によって20万円以内

【対象者】都内の保育所等に勤務することが決定した潜在保育士

【利子】無利子
東京都社会福祉協議会(外部リンク)
※適宜変更になる可能性がございますので、詳細は必ず情報元の社会福祉協議会へお問い合わせください。

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<就業者向け>未就学児を持つ保育士の子どもの預かり支援事業利用料金の一部貸付事業


未就学児を保育所等に預けて都内の保育所等に勤務する保育士に、保育所等における勤務の時間帯によって、ファミリー・サポート・センター事業やベビーシッター派遣事業等を利用した料金の一部を無利子でお貸しします。
※2年間保育士として引き続き就労すると、貸付金が返還免除となります

【金額】子供の預かり支援事業利用料の半額(年123,000円以内) 保育士が勤務する継続した期間(最長2年)

【対象者】都内の保育所等に勤務する保育士

【利子】無利子
東京都社会福祉協議会(外部リンク)
※適宜変更になる可能性がございますので、詳細は必ず情報元の社会福祉協議会へお問い合わせください。

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<就業者向け>保育士等キャリアアップ補助


保育士等が保育の専門性を高めながら、やりがいを持って働くことができるよう、
保育士等のキャリアアップに向けた取組に要する費用の一部を補助することにより、
保育サービスの質の向上を図ります。

※保育事業者に職責や職務内容などに応じた賃金体系の設定等を求めていますので、
就職先の保育事業者にご確認ください。

【対象者】認可保育所、認証保育所、認定こども園、家庭的保育事業(国制度及び都制度)、小規模保育事業、
居宅訪問型保育事業、事業所内保育事業、家庭的保育事業、定期利用保育事業及び一時預かり事業、
病児保育事業、企業主導型保育事業
東京都福祉保健局(外部リンク)
※適宜変更になる可能性がございますので、詳細は必ず情報元の東京都福祉保健局へお問い合わせください。

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<就業者向け>保育従事職員宿舎借り上げ支援事業


保育従事職員用の宿舎の借り上げを行う事業者に対して、区市町村が資金の交付を行う場合に、
その一部を補助することにより、保育人材の確保・定着・離職防止を図ります。
(保育事業者が借り上げた部屋に低額で居住していただけます。)
※事業実施の有無や内容は、区市町村及び保育事業者により異なりますので、
就職先の保育事業者にご確認ください。

【対象者】認可保育所、認定こども園、認証保育所、認可を受けた小規模保育事業等の常勤保育従事職員
東京都福祉保健局(外部リンク)
※適宜変更になる可能性がございますので、詳細は必ず情報元の東京都福祉保健局へお問い合わせください。

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<就業予定者向け>離職保育士届出制度


保育士資格をお持ちの皆さんが東京都保育人材・保育所支援センターに届出、登録をしていただくことで、 保育に関わる最新情報の閲覧や研修によるスキル維持・向上のサポートを受けることができるようになりました。 就職をご希望の場合は、最適な就業場所を紹介するなどの支援も継続して受けることができます。

【対象者】保育士資格をお持ちの方で、離職された方や保育の仕事に興味のある方
東京都社会福祉協議会(外部リンク)
※適宜変更になる可能性がございますので、詳細は必ず情報元の社会福祉協議会へお問い合わせください。

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<就業者向け>保育従事職員資格取得支援事業


都内の保育所等に勤務する者が、保育士資格を取得する際に、その経費の一部を補助する事業です。
(原則は、保育所等に勤務した後に保育士資格を取得する場合で保育所等を経由した補助になります。)
※事業実施の有無や内容は、区市町村及び保育事業者により異なりますので、就職先の保育事業者にご確認ください。

【対象者】認可保育所、認定こども園、認証保育所、認可を受けた小規模保育事業等で働く方が
保育士資格を取得する場合
東京都福祉保健局(外部リンク)
※適宜変更になる可能性がございますので、詳細は必ず情報元の東京都福祉保健局へお問い合わせください。

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いかがでしたでしょうか?


東京都内では多数の法人が保育士募集をしており、 応募される側の方には非常に選びやすい状況となっています。

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