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保育士は年度途中に退職できるのか?

更新日:2021年06月17日


年度途中だけど退職したいな……。

保育士さんのなかには、このように思って働いている人もいると思います。

保育士が年度途中に退職することは実際どうなのか?問題はないのか?

ここでは、年度末以外での退職を検討している人向けに、そのポイントをお伝えします。

もくじ


保育士の仕事は年度途中でも退職できるか


保育士でも年度途中での退職は可能


保育士でも年度途中での退職は可能


保育士の仕事は年度途中でも退職できるか


年度途中でも退職はできます

年度途中に退職しても、法的責任は問われません。

だからといって、「じゃあ、そうですか」と気楽にやめられる人は少ないと思われます。

とくにクラス担任を受け持っている先生などの場合、保育士は1年間同じ先生が担当するのが一つの決まりになっています。

そのため、途中で替わってしまうと、園児や保護者に不安を与えてしまったり、ほかの保育士が辞めた人の分まで負担を背負ったりする必要があります。

年度途中に退職する際に気をつけたいこと


年度途中に退職する際、注意したほうがいい3つのことを紹介します。

1.退職を伝える時期は比較的忙しくないとき


やめてしまうからといって、今働いている人に迷惑をかけるのは良くありません。

できるだけ繁忙期は避け、ほかの先生方に余裕があるときに事前に申し出ましょう。

保育士の場合、6月、8月、12月辺りがおすすめ。

6月は保育園はこの時期に次年度の採用を考えるため、後任の保育士を採用しやすくなります。

8月はイベントがあるものの、ほかの月に比べると比較的落ち着いています。

12月もひと段落する時期。ちょうど年が変わるころですし、気持ちの切り替えもしやすいです。

できるだけ早めに相談しましょう。

後任の保育士の確保など、残されたほうは色々とすべきことがあります。

なるべく迷惑をかけないようにすることが大切です。

2.退職理由としてネガティブなことは言わない


園内の人間関係が悪かったり、ワンマンな園長についていけなかったりするなどネガティブな理由をお持ちの方もいらっしゃると思います。

でもそれを正直に伝えてしまっては、人間関係にヒビが入ってしまいますし、引き止められる可能性も出てきます。

職場によっては、嫌がらせを受けることもあるでしょう。

できるだけ退職理由は当たり障りのないものに。

「ほかにやりたい仕事ができた」「身体に支障をきたした」などと言うのがいいでしょう。

3.引き継ぎをしっかりする


年度末にやめる場合、一番大変な思いをするのは後任の保育士です。

とくにクラス担当などをしていた場合、彼女・彼らの苦労は計り知れません。

園児の特徴や性格、備品の位置など、後任の保育士が迷わないようしっかり伝えておきましょう。

ノートなどにまとめておくと、いいでしょう。

保育士でも年度途中での退職は可能


保育士のなかには、年度途中での退職は難しいと考えている人も多いと思います。

年度末に退職できれば理想的ですが、状況によってはそう上手くいかないケースもあるでしょう。

そんなときは、できるだけ周りの人に配慮しつつも、自分のことを第一に考えて準備を進めていきましょう。

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