• 保育士コラム
  • 食事介助

⾷べない・偏⾷・時間がかかる ⾷事介助の三⼤お悩み 解決法

更新日:2023年01月04日


こどもたちの⾷事の時間は「困った」がつきものです。時間内に⾷べ終わらな
かったり、好き嫌いがあったりと、⼤変です。そんな⾷事のお悩みを解決する
ために4つの⼯夫をご紹介します!


⾷べない・偏⾷を解決!

調理前の⾷材に触ったり、調理⾵景を⾒せる


調理前の⾷材に触ったり、調理⾵景を⾒ることで⾷が進むことがあります。野
菜や果物に触ったりするだけでも、匂いや感触に刺激を受け、興味が湧き、⾷
べてみようと積極的な気持ちになれるからです。

時間がかかるを解決!

ルーティンを作る


「⾷事の前に⼿を洗う」「エプロンをつける」「トイレに⾏く」「歌をうたう」
など、⾷事の前のルーティンを決めて、毎回⾏うようにすると、こどもたちも
「今からご飯を⾷べるんだ!」と⼼の準備ができます。ルーティンがスムーズ
に⾷事を進めるきっかけになることがあるのです。

⾷べないを解決!

ポジティブな声かけをする


「かみかみごっくん、かみかみごっくん」と繰り返し急かすように⾔っていま
せんか?こどもにとっては呪⽂のように聞こえ、⾷事がつまらなくなってしま
う原因となります。「上⼿だね」「とっても美味しそうだね」「モリモリ⾷べて
いるね」などプラスの声がけをするようにしましょう!

⾷べない・偏⾷を解決!

絵本と連動させる


野菜嫌いだったこどもが、絵本をきっかけに⾷べられるようになることがよく
あります。絵本と連動させて園の菜園活動や⾷育活動に参加することで、⾷べ
物への興味が湧き、偏⾷の防⽌に繋がります。


最後に


⼀⾒難しいイメージのあるこどもたちの⾷事介助ですが、⼤切なのは「こども
の気持ち」です。
⾷に対して、こどもたちがプラスのイメージを持てれば、⾃ずと楽しく⾷事を
していきます。幼児期に⾝についた⾷に対する気持ちや考え⽅は、⽣涯にわた
りその⼦の⽣活に影響されてくるといいます。 保育園で過ごすなかで充実し
た⾷習慣を⾝につけられるよう、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか♪